たねまきコラム

「ちらしの可能性を広げたい」
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2022年11月28日
コラム

「驚安の殿堂 ドン・キホーテ京橋店」が2022年11月18日京橋駅近くに開店!

 ニュースを見てふと思い出したのが今年春の「がっちりマンデー!!」。

 ドン・キホーテが取り上げられていた。

 印象的だったのは安田隆夫創業会長が書き上げたという「源流」という名の企業理念集

(120ページもの冊子)。その中には「現場に大胆な権限移譲をはかり、常に適材適所を見直す」「成功の最大の要因はスピード」などが記されている。

 

 

 また、「源流」の中には上司編や部下編などがあり、具体的には本部が各店を見て回る「臨店」では幹部の大名行列(は威圧を与えるだけなので)NG、上司編では「威張るな」、部下編では「自分の意見をはっきり述べよ」といったもの。そのポジションにおける「在り方」を示している。

 ドン・キホーテ独自のPOPや絵文字、キャラクターの「ドンペン君」、ユニークなBGMなど現場からの発案に溢れている。

 さらにドン・キホーテのプライベートブランドの開発責任者は「いかなる時も主語の転換を心がけ、相手の立場で発想せよ」という言葉を大切にしているという。それは「自分だけの思いだとお客様にはどうしても伝わらない」・「我々の環境とお客様の買う環境は違うので、お客様の立場になって考えたのかどうか、という確認を心がけている」ということ。

 「源流」を書き上げられた創業会長の思いもすごいが、社内にしっかり伝え、身につけさせていく力もすごい。どの企業にも、どの仕事にも「思い、伝え、動き、浸透させ、全員が実践する」ことが成功の要因だということだろう。

 

 こんな本が出ていることを知った。

「安売り王一代 私の「ドン・キホーテ」人生」安川隆夫(文春新書)。

26期連続増収増益という前代未聞の偉業を成し遂げたドン・キホーテ。だが、創業者、安田隆夫の人生はまさに失敗と苦難の連続だった。「逆張り」「権限委譲」「夜の市場」をキーワードにのし上がった男の波乱万丈の一代記!と脚注(2015年発売時)にあった。

 

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