たねまき

「ちらしの可能性を広げたい」
私たちが種を撒き、企業様とともにたくさんの花(ちらし)を咲かせ、生活者に笑顔を届けます。
2019年09月03日
フュージョン

最初の5秒って思いのほか大事なんだというお話

 

 

まずはじめに下の囚人たちが描かれた図をご覧ください。

 

 

 

①4人の死刑囚(ABCD)は、赤か白のどちらかの帽子をかぶらされています。

②帽子の数は赤2つ、白2つ。4人の死刑囚とも、このことを知っています。でも、自分がかぶっている帽子の色は知らされていません。

③赤の帽子をかぶっているのはAとC。白の帽子をかぶっているのはBとD。

④4人は後ろを振り向くことを許されていません。少しでも振り向いたら、すぐに処刑されてしまいます。

⑤Bは目の前にいるCの帽子の色を見ることができ、AはBとCの帽子の色を見ることができます。CとDとの間には壁があって、誰の帽子の色も見ることができません。

⑥誰かが自分のかぶっている帽子の色を言い当てることができたら、全員釈放されます。

⑦しゃべっていいのは、自分の帽子の色が分かった時だけ。もし自分の答えが間違いだったら、全員処刑されちゃいます。

 

 

さて、自分の帽子の色を言い当てられるのは、一体誰でしょうか?

 

 

時間を掛けずに、3分以内で答えてみてください。

 

 

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さぁ、いかがでした?答えられましたかぁ?時間が足りないと思われた方もいらっしゃるかもしれません。時間を掛けて、落ち着いて、じっくり考えればわかったのになんて・・・。

 

 わたしたちの日常でも、あまり考える時間のない課題、難題に直面することはしばしばありますネ。そんなとき「時間を掛ければ掛けるほど、考えがよく

まとまり、ナイスなアイデアがひらめくんだがなぁ」なんて思いがちですが、実はそうでもないんだそうです。

 

 

 

 

 ということで、今回は5秒という短い時間にまつわるお話をふたつご紹介。

 

 

 

 将棋の棋士は何百手も先を読むといいます。一つの変化だけを読むなら、10手とか15手なのですが、それが次々と枝分かれするので、結果100手とか1000手とかになってしまうそうです。

 チェスだって同じでしょう。チェスプレーヤーの頭の中は、わたしたち凡人には計り知れない、複雑極まりないことになっていると想像できます。

でも、最初の5秒でひらめいた次の一手と、30分間考え抜いて選び抜かれた次の一手は、その86%が同じものになるという統計があります。これは〝ファーストチェス理論〟と呼ばれるものですが、この理論によると「時間を掛ければ掛けるほど・・・」というのは思い込みで、結局同じ答えに行き着くのなら、早く行動に移した方がお得かもってことになりますネ。

 

 インスピレーションや直感と言われるものは、その時たまたま天から降ってきたものでも、地から湧きだしてきたものでもなく、実はこれまでの自分の体験や経験をもとに、無意識に導き出された答えなのだとも考えられます。ひらめきが潜在意識の現れだとすると、むしろ試してみる価値があるといえるんじゃないでしょうか?

 

グダグダ考えず、とにかくやってみようッ!!

 

でも、ここで新たな障害が立ちはだかります。新しいことを始めるのは、脳にとってかなりのストレスになるらしいのです。人間の脳は、「やらなければ・・・」と思ってから5秒以上経過すると、やらなくてもいい理由や、やらない方がいいという根拠を勝手に探し始め、ついには見つけ出してしまうそうです。

思い立ったことをすぐさま行動に移すのは、思いのほかタイヘンなことなんですネ。

 

 

 そこで、次に紹介するのが〝メル・ロビンスの5秒の法則〟です。

これは、脳がやらなくてもいい理由や、やらない方がいいという根拠を探し始める前に、行動に移す方法です。

どんなふうにするかというと、「これやらなきゃ」って思った瞬間、「5、4、3、2、1、GO!」というふうにカウントダウンするという、超お手軽な方法です。つまり、脳が自動的にブレーキをかけ始める前に、5秒以内に思いついたことを始めてしまうのです。

部屋の掃除をしようと思ったら、5秒以内に掃除道具を手に取る。読書しようと思ったら、5秒以内に本を開いて読み始める。要するに、やろうと決めたら、まずは最初の5秒の壁を乗り越えることを意識すればいいんです。

あしたから始めようとか、今度時間のある時にやろうとかいうのはダメ。

カウントダウンで〝思い立ったが吉日〟を実践してみましょう。

 

ところで、メル・ロビンズ(Mel Robbins)さんが何者かというと、元はニューヨーク州の弁護士だったそうです。起業を夢見た夫と共にボストンに引っ越したものの、彼女の転職も、夫の仕事も思うようにいかず、ついにはアルコールに逃げてしまいます。パニック障害のため20年もの間、抗不安薬を飲み続けていたそうですよ。

 

ところがあるとき、ロケットの発射シーンを見た彼女は、ある朝、5から4・3・2・1とカウントダウンして、エイヤッと飛び起きるということを思いつき、実行してみたそうです。それが功を奏し、そこからすべてが変わり始めました。行動することで自信が生まれ、人生が好転し始めます。そしていまでは、全米でトップクラスの講演者に。

メル・ロビンズさんにとってカウントダウンは、幼子に対する「痛いの、痛いの、飛んでけぇ~」と一緒で、気持ちの切り替わるおまじないみたいなものだったのかもしれませんネ。

 

さぁ、どうです?〝ファーストチェス理論〟や〝メル・ロビンスの5秒の法則〟からおわかりのように、何かを始める時の最初の 5秒って、短いけれどけっこうあなどれない時間だと思いません?

 

ちなみに、冒頭のクイズの答えはⒷでしたぁ。

 

W・M

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